6月12日(水) 島津亜矢さんのコンサートへ行ってきました。テレビ番組やネット動画で、Jポップや洋楽等を歌い上げる姿を拝見し、生歌を聴いてみたい!という思いでチケットを購入しておりました。
会場はアクリエひめじ。姫路にはあまり行ったことが無く、アクリエひめじというホールも初めてでした。JR三ノ宮駅から姫路駅まで新快速で約40分。
平日の昼頃の電車内は乗客も少なく、まったりと車窓からの風景を眺めていたら終点姫路駅に到着。駅からホールまでは徒歩約10分となっていましたが、初めての場所でキョロキョロもたもたしていたせいか、20分近くかかりました。
まだ3年も経っていない新しい会館だそうで、とても綺麗でスッキリした建物です。
開場12時半、開演13時。大ホールは1階から3階席まであって、2,010席あるようです。ホール内はどんどん人で埋め尽くされ満席状態。ふだん演歌を聴かない私は演歌歌手のステージが初体験で、どんな雰囲気なのか興味津々でした。観客はほとんどが中高年層。杖をついて来場されている高齢女性も多く、皆さんとても楽しそうな雰囲気。
私の席は1階の後ろから2列目の通路横で機材付近でしたが、そんなに遠すぎる感も無く見やすかったです。それでも、アーティストの表情や衣装の細かい部分が見えるよう、オペラグラス持参は必須。ステージは1部と2部に分かれていて、1部は昨年リリースした「SINGALONG」から始まり、ヒゲダンの「Pretender」、adoの「逆光」、YOASOBIの「夜に駆ける」・・・なんか、すっごく楽しい♪ 亜矢さんの甥っ子Taiyo君とのデュエット「美女と野獣」も良かったです。セリーヌ・ディオンの「To Love you More」も亜矢さんの伸びやかで綺麗な歌声にぴったりでした。特に圧巻だったのは、ホイットニー・ヒューストンの「I will Always Love You」(映画ボディガード主題歌)。このステージではハンドマイクを持つ手を下し、マイク無しの歌唱から始まりました。声量に自信がある歌い手さんにしか出来ないやつですよ!途中からマイクを通していましたが、それでもほぼ着物の帯辺りのマイク位置で十分なんです。すごい!さすが、歌怪獣!
休憩を20分程はさんで、第2部は演歌のステージ。後援会?ファンクラブ?とにかく、生粋の島津亜矢ファンの方々はやはり演歌なのでしょう。1部の楽曲より応援に熱が上がり、「亜矢ちゃーーん‼」と野太いおじさまの掛け声も。待ってたのでしょうね。伝わってきます。勉強不足の私はよく知らない曲が多かったのですが、亜矢さん故郷の熊本民謡「田原坂」から始まり、「海で一生終わりたかった」「大器晩成」「裏みちの花」「夜桜挽花」・・・北島三郎さんの「なみだ船」「川」とかも。演歌の楽曲になると歌い方も”こぶし”や”うなり”が入り、1部とはまた違った力強い魅力がありました。ラストは「瞼の母」を歌い上げられ、熱の入ったセリフ回しが男前でした。あ、男前と言えば、亜矢さんの歌唱は着物であっても肩幅に両足を開く立ち姿ですね。パワフルな声量を出す秘訣の一つなのかもしれませんね。そして、幕が下りるとすぐ場内の灯りがついて終了のアナウンスが流れた。アンコールとかは無いんだ。演歌ステージの通常なのか、その辺はわからなかったのですが、観客は普通に帰って行くし、こんな感じなのでしょう。
帰りにグッズ売り場で袋入りの飴とインスタントみそ汁を買いました。亜矢さんのイラストらしいマスコットが描かれていました。いつもは、サザンやドリカム、MISHA等のライブを主に聴きに行っているので、とても新鮮でした。やはり歌唱力のある方はジャンルを超えた満足感がありますね。亜矢さんは演歌以外の歌唱では真っすぐで癖の少ない歌い方をされていて、器用に歌い方を変えられる方だと感じました。そうそう、今年3月にアレサ・フランクリンの「Think」のカバーリリースをし、”アヤ・シマヅとして世界進出! 7月には「AYA’s Soul Searchin’ −Aretha Franklin−」のアルバムも発売されるそうです。
スゴイじゃないですか!このパワー、このリズム感!アルバムも楽しみです。
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