4月27日の第4話のキーワードは「思い込み」。部屋で探し物をしている源太郎パパ(吉田鋼太郎)が由香(木南晴夏)の「5年日記」を発見してしまい、見たい見てはいけないと葛藤するところから始まる。日記が気になり過ぎたからか、由香には深い悩み事があるかもと思いが発展しすぎる源太郎。来たね、思い込み。
当の由香はと言えば、出張先の山梨のホテルで髪と肌がツルスベになったことで、運命のシャンプーと洗顔料に巡り合ったと思い込み、商品を買い占める。ところで、なんで由香の元カレ 大森(浜野謙太)に美香の天敵 鼻血女(逢沢りな)が付きまとってんだ??変なターゲット変更。相変わらず、わざとらしく接近してくるし。人のものだと誰でもいいのか、鼻血女。
里香(佐久間由衣)は上司の橋本から、身近なところにこそ縁があるからと人間関係のリサイクルを勧められる。そんな時、元カレの森川に偶然出会うことになる。さすがドラマ、タイムリーに出会えるよね。懐かしさのままに昔二人で言った焼き鳥屋に一緒に行き、あの頃美味しかった手羽先を食べてみるが、昔ほど美味しくない。思い出は補正されて心に残っていただけの思い込みだったことに気づく。そして、第1話で登場したデザイン会社の原(藤原竜也)が会社屋上に再度登場!休憩のまったりした時間にとりとめない会話を交わす。里香の気になる相手だよね。妻帯者なのが危ういけど。
美香(武田玲奈)の会社では、シイナさん(野波麻帆)が20年使い続けている化粧品が生産終了になると嘆いている。もっと良い化粧品があるはずと慰める美香だが、シイナさんの嘆きは治まらず、まるでこの世の終わりかの様だ。が、すぐに新たな化粧品と巡り会い、「永遠にあるものなんて無いけど、代わりはいくらでも見つかるの」との名言と共に高らかに笑うのであった。アップダウンが激しいけど、シイナさんってカワイイ♪ 思い込みから解放されて良かったね。
源太郎の会社では、来社した得意先の三人に対して、部下たちは年配の男性を一番上の営業部長だと思い込み、接客する。後で、若い女性の春田(真魚)が営業部長であることを示した源太郎は、部下への教育のために皆の前でわざと謝罪の電話を春田にかけ、部下の無礼を詫びる。「性別や年齢だけで人を判断するな」と厳しくも温かく教えを説く源太郎は今回も絶好調だ。こんな良い上司の下で働ける社員は幸せだよ。
源太郎が気になっていた由香の「5年日記」は、最初の二日間だけしか記されていない三日坊主以下の日記だった。由香のあらゆる悩み事が日記帳に込められているというのは、源太郎の思い込みに過ぎなかったのだ。
駅の近くの花屋の店員は、仕草がカワイイと評判だ。源太郎の部下たちも森川の同僚 渡辺(太田莉菜)も「リボン、リボーン❤」と声色をマネするほど周知されている。「そんな可愛い子がいるんだ」と源太郎も興味を抱く。帰宅すると「リボン、リボーン、こちらでいかがですかぁ❤」と千鶴ママ(MEGUMI)や美香も真似するくらいカワイイ花屋の店員は知られていた。ますます興味を深めた源太郎は、千鶴ママに花をプレゼントする口実で噂の花屋へ行くが、そこにはオネエな感じのおじさん店員(真島茂樹)がカワイイ仕草で接客していた。やだ、マジー、久々にお見掛けしました。「思い込みだけで行動するな。思い込みだけで人と接するな」と言っていた源太郎も花屋には可愛い女の店員がいるものだと勝手に思い込んでいたことに呆然となる。世の中、どれほど人は思い込みを信じて生きているかを身につまされる回でありました。
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